株式会社OKファイバーテクノロジー（以下、OKFT社）は、画像とレーザー光を同軸上で伝送可能とする複合型光ファイバの開発をおこなっています。開発製品は光軸のずれがなく、ファイバ径が小型なため、光線力学療法（Photodynamic therapy：PDT）や光免疫療法（Photoimmunotherapy：PIT）等の光感受性薬剤を用いる低侵襲な癌診断、治療が可能になります。例えば、末梢肺野までの挿入、観察、レーザー照射が可能となるため、肺末梢部癌まで正確に誘導し、適切なレーザー照射がおこなえることが期待されています。