Portfolio 投資企業 株式会社人機一体
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- 2024.08 「株式会社人機一体 成果発表会2024」に協賛
Vision
当社は、人機一体社の先端ロボット工学技術を活用することによる工場内重量物ハンドリングの安全性向上・省力化といった現場課題の解決を検討しております。また、人機一体社との連携を通じて、高機能ロボットケーブルの販路拡大や顧客ニーズを反映した新製品開発など、新たな事業機会の獲得につなげてまいります。
Company
会社名 | 株式会社人機一体 |
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本社所在地 | 滋賀県草津市 |
代表者 | 代表取締役社長 金岡克弥 |
設立年 | 2007年10月 |
事業内容 | 先端ロボット工学技術に基づく新規事業開発支援のための知的財産活用サービス |
Collaboration 人機一体社との取り組み紹介
工場内の重量物移動時における生産性革新
当社では、工場内での重量物移動作業時における省力化や作業者の安全性向上・身体的負担削減を目的として、人機一体社の先端ロボット工学技術を活用した新たな汎用運搬機械を開発することを検討しています。
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当社は、8月1日に滋賀県草津市で開催された株式会社人機一体(以下、「人機一体」)の「成果発表会2024」に協賛し、会場内にて当社ロボットケーブル等の製品展示をおこないました。本イベントでは「ハイブリッド力制御方式」による人型ロボットの技術解説と、遠隔操作による人との協調作業をおこなう様子のデモンストレーションが披露されました。また、午前の部での記者発表会では、零式人機等のデザイナー znug design 根津孝太氏およびアニメーション監督・デザイナー 河森正治氏による、「人型重機の共同開発プロジェクト」に向けた未来の人型重機のコンセプトスケッチが初公開されました。
会場内に設置した当社の展示では、人機一体社との共創の取り組みに関連したロボットケーブルのアピールと、製品の紹介動画や当社PR動画の上映、製品パンフレットやグッズの配布をおこない、多くの方にご来訪いただきました。今後も人機一体社との連携を通じて、社会課題の解決と持続可能な社会の実現に貢献する新たな事業の創造を目指してまいります。
- 写真提供:人機一体
本成果発表会の詳細につきましては、人機一体ホームページをご確認ください。
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11月29日~12月2日の4日間、東京ビッグサイトで開催された「2023国際ロボット展」において、当社は協賛企業として、人機一体社のブース出展への支援および共同展示をおこないました。
人機一体社ブースでは、「203X年、人機一体の先端ロボット工学技術で機械化された工事現場」を展示コンセプトとして、零二式人機 ver.1.0、零式人機 ver.1.3や2.0、零一式カレイド等の人型重機をはじめとした人機一体社の先端ロボットが多数集結し、当社の高力ケーブルが搭載された人機ショベル ver.1.2も展示されました。また、人間が直接的に介在しない近未来の工事現場をイメージして、複数機による協調作業の実演も実施されました。
当社にかかわる展示では、人機一体社との共創の取り組みを広く知っていただけるように、人機ショベルに当社ケーブルとロゴを取り付けてアピールするとともに、当社ロボットケーブルの説明動画や会社PR動画の上映、製品パンフレットの配布等をおこないました。当展示会には4日間で約15万人の来場があり、人機一体社ブースへも非常に多くの方が来訪され、当社製品や人機一体社との取り組みについて興味を持っていただく貴重な機会となりました。今後も人機一体社との連携を通じて、社会課題の解決と持続可能な社会の実現に貢献する新たな事業の創造を目指してまいります。
人機一体社ブースの展示の詳細につきましては、人機一体社ホームページをご確認ください。
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当社では、工場における重量ドラム運搬作業時の課題をきっかけに、人機一体社とともに様々な重量物の運搬とハンドリングを兼ね備えた汎用デバイスをロボット技術を用いて社会実装することを目的とした「人機カート」プロジェクトを進めています。
大阪工場では各種電線ケーブルを生産しており、人の背丈ほどの大きさで1トン以上の重量のある電線を巻くためのドラムを運搬することが多くあり、ドラムの短距離の移動は作業者が手転がしでおこなっています。重量があるドラムの移動作業は、危険が伴うが機械化が難しいという課題がありました。
この度、人機一体社のロボット工学技術を活用した課題解決手段の具体化と知見獲得を目的とした「人機カート ver.1.0 第1段階試作機」が完成し、大阪工場で、当社社長をはじめ大阪地区の役員・従業員50名以上が参加するなか、デモンストレーションが実施されました。
人機一体社のオペレータによるクランク走行や旋回、ドラムを輸送するためのツメを兼ねた車体の開閉や昇降など、人機カートに搭載された多数のアクチュエータが巧みに制御され、ジョイスティック2本で自在に動く様子を確認しました。
人機一体社社長の金岡博士からは、今回の試作の総括と次期開発モデルの基本コンセプトについての発表がありました。また、人機一体社の指導のもと、当社従業員が実際の操作を体験することで、現場作業の機械化のイメージを共有しました。
今後実用化に向けた開発を進め、将来的にはドラム・パレットに限らず、多種多様かつ不定型な物品を搬送することを目指しています。
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台車部側面に当社ロゴを掲示いただきました。
人機一体社は、油圧フリー完全電動重機のコンセプトモデルとして、当社製電線・ケーブルが用いられた油圧フリー完全電動重機PoC※試作機である 人機ショベル ver.1.0 を開発し、2022年3月9日~12日に東京ビッグサイトで開催された「2022国際ロボット展」で初公開しました。
世界的にSDGsの観点から、機器の電動化は大きなトレンドとなっており、重機の油圧フリーの実現は、地球環境保全および働き方改革への大きな貢献となり、新規市場が期待されています。
人機ショベル ver.1.0 は、耐久性に優れ、油圧シリンダを完全電動化した力制御電動シリンダ(=人機並進駆動ユニット)による先端ロボット工学技術:パワー増幅バイラテラル制御技術「力順送型バイラテラル制御」が実装され、作業中のショベルが感じた「力」を操作者も感じながら、直感的かつ器用に操作することが可能です。
- PoC=Proof of Concept、概念実証
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