安全衛生諸施策の推進
タツタ電線グループは従業員の心身の健康を第一に考え、毎年安全衛生管理方針を制定しています。
安心して働くことができる安全な職場環境の実現を目指し、各職場の実態を踏まえ
方針に基づいた行動計画を策定し、様々な安全衛生活動を実施しています。
安全衛生管理体制
タツタ電線グループでは、安全衛生諸施策を推進するための体制を整備しています。
中央安全衛生委員会(年2回) | 全社の安全衛生に関する基本的事項の審議 |
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事業場安全衛生委員会(月1回) | 事業場固有の作業内容および地域に対応した安全衛生に関する事項の審議 |
職場安全衛生会議(月1回) | 職場内の安全衛生に関する具体的事項の審議 |
労働災害ゼロに向けた安全活動
タツタ電線グループでは重大災害ゼロ、休業災害ゼロを目標に労働災害発生状況を管理しています。安全衛生改善投資の継続、危険体感教育、リスクアセスメントの強化等を行い、本質安全化の推進、従業員の危険感受性、安全意識の向上に努めています。
危険体感教育の実施
「視覚・聴覚・触覚」という人間の感覚を通して直感的な理解を促し、「危険感受性」を高め、災害発生を防止することを目的として実施しています。「巻き込まれ体感」「VR危険体感」等の体感機を導入し、日常業務に潜む危険を疑似的に体感できる教育を推進しています。
安全衛生改善投資
2020年度から本質安全化(人間に危害を及ぼす危険源をはじめからなくしてしまうという考え方)を推進しており、安全衛生課題を抽出し、重要度・緊急度に応じた安全衛生改善投資を実行しています。
リスクアセスメント
社内規程に基づき、職場の労働安全衛生リスクの低減を目的としてリスクアセスメントを行っています。リスクアセスメントでは危険性・有害性の特定、リスク評価、リスク評価に基づくリスク低減対策を実施しています。また、化学物質を使用する職場では化学物質リスクアセスメントや法改正対応に取り組んでいます。
さらに、現場を見る目(危険性・有害性)を強化するために、外部講師によるリスクアセスメント勉強会を定期的に開催しています。
災害・事故防止への取り組み
大阪工場では、工場内の交差点を中心に「災害・事故撲滅パトロール」を実施しています。安全意識の向上のため、役員・管理職向け安全講演会や構内のフォークリフト・プラッター運転者を対象とした安全講習会、現場作業者向けの危険予知訓練(KYT)の研修会を開催しています。
災害・事故が発生した際には、その作業環境、作業について、再発防止対策を実施しています。また、業者による過去の接触事故においては、発生箇所を記入した構内ハザードマップを作成し、入構車両への注意喚起を行っています。工事の安全確保に向けた取り組みとしては、工事安全ルールに基づく保護具の着用確認等を実施しています。
心身の健康維持・促進
タツタ電線グループは、従業員が心身ともに健康な状態で働くための支援をしています。
メンタルヘルスの取り組み
メンタルヘルス不調の未然防止を目的としてストレスチェックを年1回行い、従業員の気付きを促すとともに、集団分析を活用して職場のストレス低減に努めています。また、メンタルヘルス支援として、メンタルヘルス教育を毎年実施しています。
相談窓口の設置
産業医の面談
主要な拠点では産業医による健康診断後の面談や医療相談、休職・復職に関する面談、ストレスチェック対応の面談等を実施。また一定時間以上の労働時間が発生した従業員に対して面談を行い、過重労働による健康障害の防止に努めています。
こころの健康相談室
カウンセラーによるカウンセリングを通して、メンタルヘルス不調の防止や職場復帰のサポートに取り組んでいます。
年休取得率向上への取り組み
年5日間の年次有給休暇の計画的付与日を導入したほか、従業員の健康維持増進を目的に年2回、年次有給休暇取得を推奨する「健康づくり推奨月間」の制度を設けています。社内報やポータルサイトによる社内周知など取得を推進する取り組みの継続や、部室長に取得実績を配信し確実な取得を奨励しています。
- ESGに関するお問い合わせ
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総務人事部Tel.06-6721-3331