カーボンニュートラルの推進
タツタ電線グループは、2025年度カーボンニュートラル達成を目標に掲げています。設備技術を管掌する執行役員がトップを務めるカーボンニュートラル推進分科会で、目標に向けた取り組みを推進、監督しています。CO2排出量削減の手段として、「省エネルギー」「創エネルギー」「CO2フリーエネルギーの導入」に取り組んでいます。
省エネルギーの推進によりエネルギー使用量全体の低減に取り組みます。太陽光発電設備の設置を進め、再生可能エネルギーの創出に努めます。
国内グループで使用している電力は2022~2025年度までの4年間で段階的に再生可能エネルギー由来の電力に切り替えるとともに、都市ガスについても原則としてカーボンニュートラルLNGに切り替えています。これらに加えCO2クレジットの活用を組み合わせることにより、2025年度には実質的なカーボンニュートラル(Scope1および2)の実現を計画しています。
- タツタ電線グループ CO2削減目標、排出量(実績・予想)(Scope1および2、国内事業所・関係会社を対象)
-
- CO2排出量(単位:t)
-
地区 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 本社・大阪工場 11,604 10,579 10,443 5,430 京都工場 1,745 1,839 1,986 305 タツタテクニカルセンター 1,476 1,444 1,525 624 仙台工場 4,474 4,341 3,800 0 中国電線工業 1,258 1,033 1,000 2 タツタ立井電線 1,272 1,061 1,365 4 全体 21,829 20,297 20,119 6,365
機能性フィルム事業で実質的にカーボンニュートラル実現
特にカーボンニュートラルに対する顧客の要請が高い「機能性フィルム事業」においては、2022年4月から実質的にカーボンニュートラル(Scope1および2)を実現しました。
また、再生可能エネルギー創出にも積極的に取り組み、太陽光発電設備をタツタテクニカルセンター、仙台工場、京都工場に導入しています。
省エネルギーの推進
タツタ電線では生産設備の効率化や省エネ投資を行っており、省エネ性能の高い設備を積極的に導入しています。
省資源・省エネルギー投資の促進
2022年度、大阪工場では、駆動制御系更新時に省エネモータを導入するなどし、約26千kWh/年の電力削減に貢献しました。また、京都工場では空調の自動化や脱臭装置の排熱を再利用(排熱を空調機の再熱ヒーターへ利用)することにより約289千kWh/年、仙台工場では照明の自動化により11千kWh/年の電力を削減することができました。
エネルギー使用合理化期待効果1%以上削減
エネルギー使用合理化期待効果とは、再生可能エネルギーの導入や省エネ機器への更新等により、予想される省エネ効果を原油換算し、対前年比で表したものです。全員参加で取り組みを進めています。
- ESGに関するお問い合わせ
-
総務人事部Tel.06-6721-3331