労働衛生事業
自律的な化学物質管理 サポート事業
個人ばく露測定に対応可能です
※アクティブ法、パッシブ法に対応
自律的な化学物質管理とは
従来、事業者が特別規則等を遵守することで化学物質による労働災害を防止してきました。しかし、近年の労働災害の発生状況をみると、「特別規則対象外の物質」が発生原因の8割を占めています。この現状を踏まえ、化学物質の危険性または有害性に関する情報を労働者と共有し、事業者自らがリスク低減措置を適切に実施するための施策です。
当社の労働衛生事業の特徴
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- 1. リスクアセスメント導入支援
自律的管理では化学物質の危険性または有害性を特定し、簡易リスクアセスメントツール(例えば厚生労働省が提供するクリエイトシンプル)などを用いてリスクの見積り・評価を行います。当社は、労働衛生コンサルタントが主体となりリスクアセスメントの導入を支援いたします。
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- 2. 確認測定(個人ばく露測定)
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リスクアセスメントの結果、リスクが高いと判断された場合は、その確認のため実測法(個人ばく露測定)を行い、基準値以下にすることが義務付けられています。2024年4月1日時点で、67物質の濃度基準値が定められており、対象物質は今後も追加される予定です。
当社では作業環境測定機関で協業するAOG※1を設立し、67物質の測定・評価体制を確立しています。今後追加される物質にも、迅速に対応し測定・評価方法を確立いたします。
個人ばく露測定については、作業者が測定器を装着して行う一般的なアクティブ法に限らず、現場の状況に応じて拡散型パッシブサンプラーを用いるパッシブ法での測定可能性も検討いたします。
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- 3. リスクアセスメントメンテナンス
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リスクアセスメントは定期的に見直すことでより安全な労働環境を維持することができます。そのため、適切な頻度※2で、事業所の活動内容とリスクアセスメントの結果が合致しているかを調査し、危険性または有害性のリスクに変化がないことを確認する必要があります。当社では労働衛生コンサルタントが中心となり適切なメンテナンスを実施いたします。
- 前回の調査等から一定期間が経過
- 機械設備等の経年による劣化
- 労働者の入れ替わり等に伴う労働者の安全衛生に係る知識経験の変化
- 新たな安全衛生に係る知見の集積等があった場合
など
事例
- リスクアセスメント導入補助業務
- 確認測定(個人ばく露測定)
- リスクアセスメントメンテナンス